申し訳ありません。土砂降りで写真は撮れませんでした。
寒いので久しぶりに小説を読みたくなり、 図書館で 岡本かの子の「金魚繚乱」を読み始めました。
私は古い人の方が感覚が馴染むので。
岡本かの子は初めてです。
まだ22ページですがむちゃくちゃ面白いんですけど。
こんな柔軟な心を持った人は知りません。
こういった話を面白いと言うと変人だと思われかねませんが 本当に面白いです。
短歌をやっていたそうで 語り口は華麗だし、人間は生き生きと変に描かれているし。
四角四面に生きるより少し ネジ 飛ばして生きた方が幸せかもと思ったりもさせられます。
(私は理性吹っ飛ばしましたが。)
ストーリーの行方はまだ知れませんが一文 一文 楽しんでます。塚本邦雄が絶賛したわけだわと思いました。
(塚本邦雄は 紫式部に比べられるほどの面白さと書いていました。ちなみに 塚本邦雄とは 大変 難しい言葉を使う短歌の大家で博学の美文家でした)
若い頃は全く読めなかったんですが年取ると面白さがわかる感じです。
↑この中に入ってました。
難しき書類に人に肌寒し